言いたいことが言えるようになるための対人距離の測り方

良好なコミュニケーションのキモは「程よい距離感」です。人と人との境界線を明確にして心穏やかに。内気な人のためのコミュニケーション術。

境界線・バウンダリー

「心の境界線」を引くために必要なたった1つの方法とは?

2017/05/28

他者との間に境界線を引けないとどうなる?

対人関係において、どう接してよいのかわからなくなってしまいます。
「イヤな人」「ムカつく人」「苦手な人」「嫌いな人」「怖い人」などの不快な人と離れ方がわからなかったり、
「身近な人」や「好意を抱いている人」、「密かに想いを寄せている人」などの仲良くしたい人との近づき方がわからなかったり...
「相手はどう思っているのだろう...」
「相手からどう思われているのだろう...」
「○○をしたら、怒られるのではないのだろうか...」
必要以上に他者に合わせてしまい、対人関係を敏感に察しすぎてしまいます。
(人を察するのは大変素晴らしいのですが、「敏感に察しすぎる」が自分を苦しめてしまいます)

特に、不快な人との離れ方、距離の取り方で苦労してしまいます。
もっと離れて欲しいのになかなか離れられず困ってしまう。
なので、相手を変えようと必死になってしまい、つい相手を責めてしまう。
責めた相手のリアクションを見て、申し訳ない罪悪感に苛まれ、今度は自分を責めてしまう...

相手を責めることも出来ない人は、
「不快な人とも我慢して付き合わなければならない」
と、必要以上に自分を責めます。

相手も責めて、自分も責める...
人との快適な距離感がわからない、人との境界線が引けないだけで、すごく「しんどい」気持ちになってしまいます。

境界線を引けない人は、相手に対して「ノー」を言えない

相手との境界線を引けない一番苦しい事が「断れない」です。
なぜなら「自分らしく」振る舞う事が出来ていないからです。

本当はやりたくないのに、
本当は行きたくないのに、
相手に対して「ノー」を言えない。

理由は様々で、
断ったことで相手が怒るかもしれない…
断ったことで相手が凹むかもしれない…
断ったことで相手に迷惑がかかるかもしれない…

嫌なことを断れない人は、相手が自分の領域(なわばり)に侵入してきています。
「バリア」となる「境界線」が存在していないので、不快な距離感となってしまうのです。

そもそもなぜ人との「心の境界線」が引けていないのか?

なぜ人との「心の境界線」が引けていないのか?

結論を先に言いますが、
幼少期に、親に対して存分に甘えることができなかった、ということが理由となります。

幼児期の子どもは、親が自分を見守ってくれることを望みます。
「甘えの欲求」です。
その欲求が繰り返され、親から満たされる経験を重ねると、子どもの心の中に安心感が育まれます。

そうなると、子どもは少しずつ外の世界へ羽ばたこうとするようになります。
最初のうちは、不慣れな外の世界へと羽ばたいても、不安になるのですぐに親もとへ戻り甘えます。
安心感を得たのち、また外へ羽ばたいていくのです。
このような体験を何度も繰り返していくうちに、「安心感」が定着していきます。

成長が進むと、実際の親が居なくても、自分の心の中で「甘える親」の存在が確立します。
なので、何か落ち込むことがあっても、自分の心の中の「親」が安心感を与えてくれるのです。

そのような経緯によって、自分で自分を満たすことができる人は、自然と他者との交流の際には程よい距離感で接することができるのです。

 

しかし、
幼少期に親に対して十分に甘えることが出来なかった人、複雑な家庭環境などで育ってしまった人は不安定のまま大人になってしまっています。
外へ羽ばたいても、友達からいじめられたり、先生から怒られたり、見知らぬ大人から注意されたり...
家に帰っても、見守ってくれるはずの親にさえ甘えられず…
幼少期に必要だった「甘える」「満たされる」で育まれるはずの「安心感」が定着しないまま大人になってしまったので、「他者に満たしてもらおう」となってしまいます。
これが他人軸の始まりです。
「私が○○をしなければならない」に捉われてしまう理由です。
他者の評価で自分の価値を確認していきます。
他者からの高評価が自己の「安心感」と錯覚してしまいます。

しかし、他者の顔色を伺いながら生活しているので、疲れてしまいます。
本来、心の中に居るはずの安らぎの象徴が不在なので、他人の言葉や評価に傷付いたり振り回されたり、「焦り」「妬み」「落ち込み」など、自分で自分をダメ出ししてしまう。
周囲の影響を受けすぎてしまうのです。
「他人軸」の行動の源は「恐れ」です。
なので、他者からの評価に一喜一憂します。
低評価は「不安」「怖い」と捉え、高評価を得るためにがむしゃらに「頑張る」ことに注力していきます。
「安心感」と言う名の「心の境界線」がわからぬまま今日まで「無理して」「自分を犠牲にして」成長してしまっているのです。

では、手遅れなの?

そんなことありません!
自分の「心の境界線」が存在しないのであれば、今から作ればよいワケです。
幼少期の心の傷が癒しきれないまま今日まで来てしまっている可能性があるので、
「自分を癒す」「自分を満たす」ことを行って行くことが大切です。

例えば、自分の心の中に「甘える親」をイメージして、甘えることもできますし、
それが難しい場合は、プロのカウンセラーやコーチにお願して、
「気持ち」や「感情」を理解してもらうことでも、十分効果的です。

「他者中心」ではなく、「自分中心」のコミュニケーションを!

人との境界線を引くことによって、健全で良好なコミュニケーションを取ることが出来ます。
「でも、自分中心の考え方をしたら、人に迷惑がかかるのでは?」、と心配なさる方も居るかと思います。
大丈夫!
相手はあなたのことをそこまで考えていないのです(笑)
むしろ、「人に迷惑をかけてはいけない!」という確固たる思い込みが、逆に迷惑行為を引き寄せてしまいます。
なので、「相手に迷惑をかけてもいい」というスタンスで行うと、意外と乗り切れるものなのです。

僕の話をします。

個人カウンセリングの勉強がどうしてもしたくて、心理学スクールの同期に片っ端から連絡をしたことがあります。
この行為って、捉え方によっては、僕のわがままです。
だって、相手の貴重な時間を頂く事ですからね...

10人ほどお願いしたのですが、1人も断られなかったんです。(みんな優しい~ 有難う!!)
もちろん、同期とは言え、相手を最大限尊重した言動でお願いはさせて頂きましたが...

だから、大丈夫なのです!
「自分中心」のコミュニケーションは感情が伝わります。
「私はどうしてもこれがやりたい!」
「私はどうしてもこれがやりたくない!」
は伝わるのです!

そうすれば、苦手な他者とを隔てた、自分の安心できる心の領域内で喜べるのです。

人と人との「心の境界線」を明確に引いて、良好で程よい距離感を♪

 

 

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