言いたいことが言えるようになるための対人距離の測り方

良好なコミュニケーションのキモは「程よい距離感」です。人と人との境界線を明確にして心穏やかに。内気な人のためのコミュニケーション術。

境界線・バウンダリー

「イヤです!」を言って相手との間に境界線を引く

2017/05/28

「イヤです」が言えない

仕事などで、ご近所等の不平不満を聴くことが多いですが、
対人関係の不平不満を抱えてしまっている人の特徴は、
相手に対して「イヤです!」が言えない人なんだと常々感じています。

「それが言えれば苦労しないよ!」
って聞こえてきそうです(^_^;)
すっごくわかりますよ、その気持ち...

だって、
「イヤです!」って相手に言ったら、相手が、

・激怒するかもしれないし...
・ずっと無視するかもしれないし...
・凹んでしまうかもしれないし...

わからないですもんね...

でも、

自分はそれでいいの??
ってことなんですよね...

不快なこと、
不快な行為に対して「イヤです!」を言えないだけで、
これ以上、
しんどい思いをして、
ずっと不満を溜め込んで、
ずっと我慢して、
「伝えられない...」
「言うことができない...」
をずっと抱えてしまうと、
恨みつらみがたまって
爆発してしまう...
攻撃的言動に一転してしまう...

相手を責めて、
その行為に湧き上がる「罪悪感」に自分も責める...
相手も自分も傷つけてしまう...
そうなる前に、「イヤです!」って言っちゃう...

心を込めた、Iメッセージでの「イヤです!」を。。

「イヤです」が言えない理由

相手から理不尽なお願いをされたり、
したくもない残業を強要されたり、
強要されないまでも、帰ない雰囲気の中で
「お先に失礼します...」
が言えなかったり...

どうしても「イヤ」が言いたい!
けど、言えない!
ってなぜなのか?

それは、自分自身でブレーキをかけちゃっている...
「イヤだ!を言ってはダメだよ」
って、自分で自分の口をつぐんでいる...

じゃぁ、なぜ自分自身で「イヤ」を言えないように、ブレーキをかけているのか?
それは、過去に負ってしまった「傷心」を思い出すのを恐れているから!
恐らく、幼いころは平気で、他者には「イヤだ!」を言っていた。

しかし、ある日、
いつものように「イヤだ!」を言ったら、
相手から、すごく怒られた...

または、
相手から嫌われた...

または、
相手からいじめられた...

または、
相手が泣いてしまった...

つまり、
相手が豹変した態度を見て、自分が傷ついてしまったから(x_x;)

本来はその時点で、親など身近な人に打ち明けて
「そんな悲しいことがあったんだね~」
と優しく受け止めてくれる人がいれば、解決できたのでしょう。

しかし、
そんな身近な人でも、いろいろな事情を抱えているので万能ではありません。
癒してくれる唯一の人から、受け止めてくれなかったりすると、「傷心」として大人になった現在でも解決しないまま残ってしまう...

だから、
あの時のことを思い出したくない...
あの時の感情を味わいたくない...

と、無意識にブレーキをかけてしまう...

だから、「イヤだ!」が言えない...
それが「イヤだ!」が言えない理由です。

「イヤだ!」が言えない相手に「イヤだ!」を言えると、
不快な相手、苦手な相手との間に境界線を引くことが出来ます。
自分の心に癒しのスペースが出来るのです。

相手に「イヤだ!」を言えない場合は、
自分に対して
【「イヤだ!」を言ってもいい】
と、自分で自分を許して、自分で自分を受け入れる気持ちが大切なんですね~

(次頁は『「イヤです」が言えない背景』に続きます)

-境界線・バウンダリー

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