言いたいことが言えるようになるための対人距離の測り方

良好なコミュニケーションのキモは「程よい距離感」です。人と人との境界線を明確にして心穏やかに。内気な人のためのコミュニケーション術。

距離感

「共感」はOK!「同情」はNG!? この2つの違いは距離感の違いです!

2016/12/27

こんにちは。
「対人距離の専門家」・平田真義です。
今回は「共感」と「同情」の違いについての距離感のお話です。

共感はされたいけど、同情はされたくない...

数年前の事...
東日本大震災関連のテレビ番組を見ていたとき、避難所で被災された女子高校生の方が言っていたひと言が今でも強烈に印象に残っています。
「人から共感はされたい。でも、同情はされたくない...」
数年前に聞いたとき、正直、意味が分からなかった...

「どちらも同じなんじゃないのだろうか....?」
と疑問に思っていました。

しかし、心理学を学んでいる今、この違いがようやく理解できるようになってきました。

「共感」と「同情」の違いは「距離感」の違いです!

ひとことで言うと
距離感
の違いということです。

「共感」は、対人の心理的な距離間隔をとっている。
しかし、「同情」は対人の心理的な距離が近すぎて、相談者に不快感を与えてしまっている。

つまり

「共感」は、聴き手の「自分軸」がしっかりある
「同情」は、聴き手が悩んでいる人の感情に移入してしまっている
ということが言えるのではないでしょうか?

「同情」は「上から目線」

「同情」がなぜ嫌がられるかと言うと、
「かわいそう」という憐みの感情で接してこられるので、
「上から目線」「バカにされている」と感じてしまう。
また「同情」されると、同情する側のエゴと感じてしまい、
結局あなたが良い気分になったと思っているだけで、こっちはちっとも解決していない、と感じてしまいます
(僕の経験談です)
つまり、聴き手が自己中心的なだけで、相談者を尊重しているようで全然尊重していない、ということが言えます。

そうかといって、同情する側(聴き手側)に悪意はあるのか?
と言ったら、僕はそうではないとも思います。
恐らく、純粋にその人の事を心配して接している気持ちはあるのだと思います。

しかし、聴き手側が「同情」することに快感を覚えてしまっている人も中にはいます。
「悲劇のヒロイン」タイプ、「かまってちゃん」タイプの人です。

そういう人って、幼少の頃、寂しい思いをした経験から、かわいそうな発言をして皆から同情を集めて自分の存在意義を確かめる風潮があります。
なので、他人の悩みや、いじめ・幼児虐待のニュース報道を見ただけで、感情がどっぷり移入してしまい、「同情」の心理となってしまうのです。

相手の心情を「読む」「くみ取る」「測る」が心地よい距離感となる

「同情」って「負の感情」なんですね。
なので、他人に「同情する」「同情してしまう」ということは、
裏を返すと、「自分自身が辛くなってしまう」ということが言えます。
では、「同情」を防ぐにはどうしたら良いでしょうか?

他人との適正な距離間隔を保つこと!
自分と相手は違うんだ!と思う事。

「共感」とは、まず第一に自分を尊重し、なおかつ相手の心をくみ取るスキルであります。
それによって、お互いに心地よい対人距離となるワケです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「共感」は自分軸
「同情」は他人軸

なかなか難しい、この2つの定義。
いろんな解釈があるかと思います。
あくまで平田の解釈ですので、これが絶対というわけではありませんので...

 

無料メールマガジン

 

5日間無料メールマガジン
【測量技師が教える、「苦手な人」「ムカつく人」との距離の取り方 】



-距離感