言いたいことが言えるようになるための対人距離の測り方

良好なコミュニケーションのキモは「程よい距離感」です。人と人との境界線を明確にして心穏やかに。内気な人のためのコミュニケーション術。

距離感

相手に過度な「期待」は不快な距離感となる

2017/01/16

人は他人に期待します。
上司は部下に仕事の成果を期待。
部下も上司に「褒めて欲しい」を期待。
彼女は彼氏に優しさを期待。
妻は夫に家事手伝いを期待。
それが裏切られると、「怒り」や「悲しみ」になります。
期待が大きければ大きいほど、裏切られた時の「怒り」や「悲しみ」のエネルギーはすさまじい...

今回は、そんな「期待」について考えてみたいと思います。

「怒り」の根源は「期待」

心理学的に、怒りの感情は「期待」があるから生まれると言われています。
「怒り」の前に「期待」がある。

例えば、職場の上司が部下に対して
「この書類を明日の午後までにまとめておいてくれ」
と依頼した。
しかし、部下は期日までに間に合わなかった。

「書類を期日までにまとめて欲しかった」と期待した上司は、
「期待を裏切られた」
と感じ、その腹いせに部下を怒るのです。
で、裏切りは、「悲しみ」の感情でもあります。

また、デートの時間を30分遅刻してしまった彼氏。
彼女は怒り心頭で拗ねてしまう。
彼女が抱いたこの場合の「期待」っていうのは、
「少しでも彼と一緒にいたいから」
というピュアなものだったりします。
この場合も突き詰めて考えると、期待を裏切られた悲しみによる「拗ね」と言えます。

自分の目的を邪魔されたり、思いどおりにならなかったりすると、人は怒ったり悲しんだりします。
非常識な行動をとる人が目の前に現れると、ついカッとなってしまうんですね。

しかし、考え方によっては
「部下は私の言うことを遂行しなければならない」
「彼氏はデートに遅刻してはならない」

期待している側の一方的な「常識」であり「固定観念」でもあります。

あなたが他人の言動を
「非常識な行動をとる人」
と感じちゃうってことは、
裏を返せば、他人に対して
「お願いだから常識な行動をとってください」
と、ものすごく期待している証拠でもあるのですね。

「怒り」とは相手ではなく自分が作り出している

自分で勝手に期待してしまっている。
で、期待を裏切られた結果、「怒り」が勝手に襲ってくる。

つまり、「怒り」とは、相手ではなく、自分が作り出しているところがあるんですね。
まず、そこに気づくことが大切なんです。

僕も昔、雇われていた時の上司や社長が嫌いでした。
理不尽な指示が許せなかったんですね。
「これを明日までに図面作成しろ!」
無理に等しい指示でした。
ホントに怒り心頭!!
「できません!!」
と言えれば良かったのですが、言えない...
なので、ストレスたまりまくり(-_-;)

でも、今考えると、
「○○さんの仰ることはよく理解できますが、急な指示は抱えている仕事に影響が出てしまうのですごく困ってしまいます」
「そのような高圧的な言い方だとビックリしてしまいます」
というような、自分の気持ちを素直に伝えられたら、
もっと上司とは建設的で程よい距離感のお付き合いができたかな、とも思っています。

僕自身も上司に対して
「わかってほしい」
と過度な期待をしていたのかもしれません...

さらに僕自身
「指図が嫌い」
「時間に拘束されるのが嫌い」
というような、自分のウイークポイントがあることに最近気づきました。
自分と向き合うと、自分の怒りやイライラの「癖」がわかるようになってきます。

これって実は強烈で、自分を理解できると、よりよい対応が可能なんですね。
わかったうえで同じようなことを言われても、「仕方がないね」と割り切って考えることが可能なんです。

なぜなら
過度な期待をしなくて良いからです。

「怒り」が発生しなくなる方法は、過度な期待をしないこと!

僕は「怒る」事ってすごく大切だと思っています。
「怒り」の感情を無理してフタをしてしまうのは、ストレスの原因になるからです。
うつ病の方は、怒りたい相手に対して素直に怒ることができないために発症してしまう、と聞いたことがあります。

なので「怒り」とはすごく大切な感情なんですね。

「怒り」がでてきたら
すかさずその理由を自己分析してほしいです。
何をそんなに相手に「期待」をしているのか?と...

この世は価値観が違う人だらけで構成されています。
ウマが合わないほうがあたりまえなんですね。

「夫は私を褒めなければならない」
「部下は俺の言うことを聞かなければならない」
「お隣さんは静かにしなければならない」
「上司は僕の行動を理解しなければならない」

この「○○しなければならない」を手放してみる!
これが重要なんですね。

また、相手から過度な期待をされた場合、
例えば上司から理不尽な仕事を振られた場合、
「~の理由でできません」
とキッパリ伝えるのが得策です。

これが、相手に対して「怒り」「不平」「不満」を抱えずに済む、自分を大切にしている方法です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

相手に過度な期待をしないということは、自分の価値観を押し付けず、相手の価値観も尊重できる「距離感」が良好でハッピーな関係と言えるのではないでしょうか?

自分も相手も尊重し、良好で程よい距離感を♪

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