理不尽上司に言いたいことが言えるようになるための対人距離の測り方

良好なコミュニケーションのキモは「程よい距離感」です。人と人との境界線を明確にして心穏やかに。内気な人のためのコミュニケーション術。

距離感

近所の人間関係で最も大切な1つのこと

2017/03/07

近隣住民に対する不満の第一位は「騒音」です。
僕は測量技師として、依頼者とお隣さん同士が接している土地境界線を確認する作業の中、ご近所さんの不平不満をお聞かせいただく場面に数多く遭遇します。
その際も、
「あの人の家は、とにかくうるさい」
というご意見も多々小耳にはさみます。
今回は、ご近所さんとの程よい距離感について考えてみたいと思います。

ご近所は「待ち」の人間関係!?

僕が幼少の頃、平屋アパートの長屋暮らしでした。
あまり記憶はないですが、うちの両親とご近所さんとは持ちつ持たれつ、良好なコミュニケーションを取っていたと思います。
夕飯が余ればお裾分けをしたり、逆に何か頂いたり...
押し付けがましくなく、そうかといって、謙虚すぎでもなく、それこそ程よい距離感で近隣とのお付き合いをしていた印象が残っています。

しかし、現在では、お隣さんとお話したことがない方が本当に多いです。
お話しどころか、面識すらなく、お隣さんの顔を見ても誰だかわからない、
同じマンションやアパートで、エレベーターやエントランスで良く見かける顔なのに、おしゃべりどころか名前すら知らない、なんてことが当たり前のようになってきました。

アメリカの心理学者ミルグラムは、ご近所のような身近な空間にいて、顔は知っているけどお話ししたことすらない他人「ファミリア・ストレンジャー(見慣れた他人)」が、大都市にはたくさんいると考えました。
顔は知っているのに話はしない。
これって、マイナスに考えがちな人は
「冷たい人だなぁ」
と、何の根拠もなく一方的に悪い印象で思い込んでしまう可能性があります。
ファミリア・ストレンジャーは好ましくない印象を持たれやすいのです。

しかし、実はファミリア・ストレンジャーの良い部分もあるのです。
そのきっかけが、災害等のアクシデントです。
1977年にニューヨークで大停電が発生した際、お互いファミリア・ストレンジャーだった人同士が、話し合ったり、物々交換したり、助け合ったりしたそうです。
日本でも、阪神大震災、東日本大震災や、熊本の地震など、災害時になると「絆」が生まれます。
「絆」の根幹は、間違いなく近隣住民同士から派生しています。
ホントに素晴らしいことだと思います。

「他力」のすさまじいエネルギーが「絆」を生み出す

本当は皆さん、ご近所と交流や親睦を図りたい気持ちは無意識に感じている。
ファミリア・ストレンジャーに関しては、個々にモヤモヤ感を持っているのかもしれません。
なので、ご近所のコミュニケーションとは、実は「待ち」の人間関係なのでは?と個人的に思っている次第です。
いざという時に、良い意味での「頼る」「助け合う」が個々に合致した際に発する「他力」のすさまじいエネルギーが「絆」を生み出していると感じています。

そう考えると、すごく不謹慎な言い方に聞こえてしまったら大変恐縮ですが、
身に降りかかる天災やアクシデントは、ファミリア・ストレンジャーの方々が心に持っている皆さんとの絆に気づくギフトなのかもしれませんね。

ご近所の騒音トラブルは多い!

騒音による近隣トラブルは多いです。
実際、テレビ報道などで見るような事件にまで発展してしまうくらいですから、皆さん我慢なされているのではないでしょうか?
実は僕も、借りている事務所のお隣さんがすごくうるさかったので、お隣さんにその旨を言いに行きました。
どのように伝えたのか?
怒りをぶちまけたのか?
冷静に対処したのか?
警察を呼んだのか?
それは、メルマガに詳しく書いていますので興味があったら読んでみてください。
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「あいさつ」がご近所との距離感を縮める!?

学者の山本和郎氏によると、
騒音を出している家族との間に、近所づきあいがあるかどうかによって、
その家から出される音が邪魔だと感じられる割合が異なるそうです。
音源の人の顔を見たこともない場合には、
その音が「やや邪魔」以上に感じる割合は約60%。
ところが、あいさつする間柄になるとそれが約35%に減り、
立ち話をする関係になると20%に減るそうです。

このデータを見て、騒音を騒音と感じてしまう自分自身の受け取り方の問題もありうるなぁと思いました。
相手との距離感でこれだけ不快指数が下がるのですから、やはりコミュニケーションは大切なんですね。

個人的に「あいさつ」は超簡単で手っ取り早く、最強のご近所づきあいのコミュニケ―ション方法だと思っています。
測量という仕事をしていると、いろんなご近所さんと接します。
ホントに十人十色、いろいろな方がいますね。
そんななかで、以前の依頼者ですごく元気なおば様がいました。
とにかく明るい。
そして元気!

近所の方たちとすれ違うと、率先しておば様のほうから挨拶をするのです。
「こんにちは。今日は良い天気ですね!」
ニコッと微笑む。
また違う人とすれ違うと、
「こんにちは。御主人の体調はいかが?」
やさしく微笑む。
挨拶をされた人も立ち止まり、無表情が見る見る笑顔になっていく。
そんな光景を目の当たりにしたことがありました。

いや~、見ているコッチがホッコリするのです。
ご近所づきあいが上手な人の特徴のひとつに
「自ら率先して挨拶ができる人」
であると断言できます。

僕らには変な「プライド」や「恥ずかしさ」などが存在します。
柔軟性のない「硬い」考え方です。
「挨拶」って恥ずかしいでことなのでしょうか?
「挨拶」にプライドの高さって関係あるでしょうか?

逆に「挨拶」されて「不快だなぁ・・」と感じてしまう人っているのでしょうか?

依頼者のおば様に聞いたことがあります。
「なぜ、そんなに明るく挨拶するんですか?」
そしたら、
「挨拶は自分と相手が明るい気持ちになるでしょ?
だからやっているだけよ。オホホホホ!」
と高笑い。。

僕はなるほどなぁ、と思いました。
相手だけでなく、自分も明るくなるとは気づきませんでした。

自ら率先してご近所の方に
「こんにちは」
というだけで、ひょっとしたら目の前の景色が変わるかもしれませんね。

それは他人のためではなく、あくまでも自分のためにも...
「あいさつ」とは良好な対人関係における心の距離感覚なのだと思う今日この頃です。

まとめ

ご近所さんとの交流って、イマイチわからない部分が多いですよね。
まず、相手の正体がわからない!
これ、すごく不安であり、怖いですよね(^_^;)
それに加えて、自分をあまり知られたくない。
そんな心理も働いていると思います。
そう考えるとご近所トラブルは、お互いを知らなさすぎることで、ある意味「誤解」が引き金となっている部分もあるのではないでしょうか?

自分をあまり知られず、でも軽いコミュニケーションはとりたい。
後々ややこしくなるご近所トラブルを未然に防止する方法はないのでしょうか?
そんな時は「あいさつ」です。
近所の人間関係で最も大切なことは「あいさつ」。
あいさつによって近隣と軽い交流があるだけで、
相手が出す騒音の印象も軟化するかもしれませんし、また、こちらが気づかず出してしまっている生活音も気にならずに済むかもしれませんね。

「あいさつ」で、近所と是非とも良好で程よい人間関係を♪

※参考文献【人と人との快適距離 渋谷昌三・著】

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