なわばり

高級車すぎる隣人から学ぶ「他人軸」という恐怖への行動

投稿日:2017年3月10日 更新日:

かなり前の話ですが、
都内郊外の測量現場をやらせて頂きました。

依頼者の敷地の東側の隣人がいつも留守でした。
土地境界線が接しているため、
隣人にも確認して頂ければなりません。

で、隣人の不動産をパッと見て気になる箇所がありました。

それは、所有している「車」です。

住環境と不釣り合いな高級車

大変失礼なことを申しますと、
ちょっとボロボロな家の狭い車庫に、
ドイツ製の高級車がいつも駐車してありました。

依頼者に聞いてみました。

「隣りの人はどんな方ですか?」
「あまりお見かけしたことがないんだよなぁ…」

家族はいなく、一人暮らしをしていそうなカンジでした。

で、後日行ってみたら、たまたま在宅していました。
その方にあいさつし、
その場で境界線を確認して頂き、僕のミッションは無事終了しました。

しかし、この方のことが少し気になっていたので、質問してみました。

「いつもお忙しいのですか?」

「はい、この車を購入してから正社員の仕事の他に、バイトもやっているんです」

「え~、バイトも?お忙しいんですね…」

「そうなんですよ、車のローン返済があるので…」

「なぜ、ベ○ツに乗っているのですか?」

「ん~、なんでだろう… 好きだからでしょうね…」

そう言いながら、車を眺めておりました。

とうとう高級車を…

後日、
測量図面の書類に、署名と押印を頂きに、この方のお宅に伺いました。

そしたらビックリ!!

高級車がないのです!

「あれ?ベ○ツはどうされたんですか?」

「売ってしまったんです…」

「え?なぜですか?」

「あれからいろいろ考えたんですが、やっぱり僕には重荷だったんですね…」

「重荷ですか?」

「そうなんです、他人からチヤホヤされたい、というかっこつけの気持ちで所有していたんです。たいしてベ○ツが好きではなかったんですね。その証拠に売ったらすごくスッキリしましたよ」

と仰っておりました。

(次のページに続きます)

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